2008/07/22
これだけ暑いとアイスなどの冷たい物がどうしてもほしくなります。冷たい物を食べるとさらにまた欲しくなります。最近になって年をとったせいかよく思うようになったのは、冷たい物を食べるとしんどくなるというか体が重く感じることです。
体温より一段と温度の低い物が胃に入ると自律神経などを介したさまざまな体の働きがくるってくるようです。消化液の分泌が悪くなったり胃や腸の動きが悪くなったりして、食べた物の消化がうまくいかず食欲が減るのもそうした働きの一つです。冷たい物のほとんどはかなりの糖分を含んでいますので、糖分が食欲中枢の働きを抑えて食欲がなくなるとも考えられます。
病気で食欲の落ちている子どもに何とか食べさせようと口当たりの良い冷たい物を与えてしまいがちですが、こういう子どもにこそ冷たい物はなるべく控えたほうがいいでしょうね。